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匙 屋 ー 旧ブログ ー

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木っ端、見つけた。 2月22日

「おもちゃ展」おかげさまで、盛会に終わることができました。

今回「かけら」と名付けた木っ端のくるま達。45個が並びました。

溜めに溜めた木っ端の山から、ひとつずつ取り出しては
こっち向き?・・・逆がいいかな・・・と
あっちにしたり、こっちにしたり、手の中で転がした。
色はどうしよう。赤、青、白、楽しくしようか?・・・
タイヤは、何で作ろう?木?磁器?カンカラ?ボタン?・・・
やっぱり、よく走る方がいい!!!

匙作りの手を止めて、匙の輪郭が残る木っ端に
革の車輪をつけて、「前」も「後ろ」もない「かけらのくるま」を作りました。

気に入った木っ端を見つけ、くるまになってくのが、うれしくて、うれしくて。
でも、見る人はどう思うのだろう。こんな屑にタイヤをつけただけの物。

オーナーから「みなさん、愛おしそうに手にとって、いつまでも離さないのよ」
と聞いた時には、ジーンときました。
ちっちゃな木っ端が、なぜか愛おしくて捨てられず、なにかにしたかったから。

不思議な、木っ端の魅力。
そんな魅力を、愛おしい気持ちを、たくさんの人と共有できて、うれしくて。

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そしてまた、匙屋はせっせと匙を削るのでした。


                kosajiya
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by kosajiya | 2006-02-22 18:54 | *いまここ 

在庫一掃 2月16日

数年ぶりに風邪で寝込んだ。
しかも仲の良いことにkosajiyaと二人でダウン。
我が家の場合、観察して風邪だと踏んだら薬は飲まないようにしている。
kosajiyaのかかりつけの整体(正確には均整)の先生によると風邪菌をやっつけるために発熱、発汗するのだが、そのことで身体中にたまった毒素や老廃物を外に出してくれるそうだ。
詳しい手順は割愛するが、お肌はキレーになるし、頭の中もスッカスカになる。
とにもかくにも、39度近くあった熱を三日間放熱して平熱まで冷めた今日は「おもちゃ展」の初日。

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スッカスカの面持ちで展示会場のある
表参道へ一路出発。
いやー スッカスカはいい。
目に映るもの出くわすもの
みんな浸み入る感じ。
往来の人々の様々な服。
会場でお会いした作り手とその仕事。
画廊主とのクワダテ。
キャラメルマキアート。
書斎館。
表参道駅地下街の雑多と平和。
モンゴルうどん。
梅のつぼみ。
在庫一掃 即 大量仕入。
そういえば今日仕入れたばかりの言葉は「洗心」。   sajiya

※「洗心」・・・「きょうの禅語」:マツバラリエ著:リヨン社より
 マツバラさんもおもちゃ展に出品されています。(ギャルリーワッツ)
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by kosajiya | 2006-02-17 11:56 | *いまここ 

図工気分2 ありがとう図工番長 2月12日

今度の展示会に出展するために10年ぶりにおもちゃを作っている。
そのおもちゃに使う部品の素材を何にするか悩んだ末
国分寺の図工番長を訪ねた。
表の顔は靴作り、一方、家の床材を張り替え、ジョウゴを照明にし
木工旋盤で椅子の足を削り、いずれ鉄の溶接も修めるだろう顔を持つ。
「つくる」が仕事で、「つくる」が遊び。
「つくる」で考え、「つくる」で悩む。
「つくる」で充電して、「つくる」で発電する。

c0064161_11243044.jpgそんな番長の知恵を借りて、新しい物が生まれた。
この物が匙屋にとって新たな対話を生み出してくれればと思う。
ありがとう図工番長。
いつかあなたの美しい仕事で、私の大きな足を包み装う日が来るようガンバリます。 sa






部品を取った後の端材
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by kosajiya | 2006-02-12 11:30 | *いまここ 

華麗なる日々

実は、友人夫妻とある楽しい計画を練っている。
とは言え、旅の計画ではないが互いに時間を作っては、打合せを重ねている。
先日も打合せを兼ねて昼食にお招きした。
カレーライスを食べながら楽しく、真剣に意見を交わした。

その日の晩、熱海からの友人が泊まりに来た。
歌人である彼は芸術のこと、宗教のこと、ネイティブアメリカンのこと
コンニャク温灸のこと、有楽町のガード下のこと・・・興味深い話しをたくさんしてくれる。
カレイの煮付けを焼酎で飲りながら、アメリカ人が「千と千尋の神隠し」を
どう観ているかという話しをしてくれた。
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翌朝、彼は本来の目的であるワークショップにkosajiyaと出かけた。
心象風景に逆らわず、去来した感じにのって、手を動かして絵にすると言うワークショップ。
昼過ぎに少し高揚した面持ちでお仲間を1人連れてご一行が帰って来た。
聞けば新潟のご出身で妻有(つまり)のアートイベントに行った時の話しをしてくれた。
なんだかこうして仕事の合間に人と会って、飲んで、また新たな人と出会って
また仕事して、そんな華麗なる日々をしみじみ想いながら、皆といただいた昼食は
カレーうどん。

ですから、つまり、その、、、あの、、、、sa
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by kosajiya | 2006-02-07 09:43 | *いまここ 

2月4日 花の1週間

先週の土曜日にお招きした客人が、国立の駅から我が家へ来る途中
「花屋があったから・・・」と選んできてくれたチューリップ。
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随分、熟した色になりました。
この1週間、いろいろな表情を見せてくれた。
朝は、冷え切った部屋の中で花びらを寄せ合って、くるまって。
ストーブの火がつき、暖まった部屋では、大きく受け止めてくれるような。
光が当たれば、やってきた頃の色を取り戻したり。

実は、客人が来る2日前から当日は花を飾ろうとあちらの花屋、こちらの花屋とのぞいてまわっていました。でも決めきれずに結局、なしに。
なんだか待ってましたと言わんばかりに、花がやって来てとってもうれしかったのです。特に男の人から頂く花はやっぱりうれしいのね。というより、男の人が訪ねる先を想いながら、花を選ぶ姿がいいなーと思ったの。

部屋を行き来するたびに、目にとまり、ひと呼吸させてくれました。 ko
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by kosajiya | 2006-02-04 17:37 | *いまここ 

図工気分 2月2日

ずっと世話になっているギャラリーのオーナーさんを先日、初めて我が家にお招きした。
ご本人が自らを「うつわ屋」と称するように、うつわを中心とした暮らしの道具を
扱うお店のオーナーさんだ。(詳しくはコチラ)
工芸のことなど何も知らなかった匙屋に折にふれ、たくさんの助言をしてくれた
いわば「育ての親」。
2本目のワインが空になった辺りから、少し気が大きくなったのか、その育ての親に
お店のことに関して提案めいたことを口走っていた。
すいぶん偉くなったもんだな。木を削り始めて12年になるけど、さして上がらない腕に比べて、口にする言葉はそれっぽくなってる。

偉そうな口を叩く割には、ここ1〜2年、気分転換という名目で休憩の構想ばかり考えていた。
「貧乏暇無し」でいつしかその積もりに積もった構想が、かえって複合型の欲求不満になりつらくなってきた。
一気に解消するには、まず手頃なクロスバイクにまたがって、とりあえず屋久島まで渡り(行けるのかな)温泉につかった後、地元の居酒屋で撃沈するといったオタンコナスな欲求で解消はまず無理。

おかしいな。心と体がちょっとずつヨソヨソしくなってきて、ヤル気のヤの字が出てこない。
望みは大体叶ってるはずなのに。

小学校の頃は、毎日が図工の時間だったら何て素敵なんだろうって、思ってたけど
それも叶って今は嫌でも毎日が図工。
いや待てよ。生業として木工はしてるけど、図工ほどイカした気分になれてないぞ。
自分が遊ぶため、級友を驚かすため、好きな子にあげるため。そんな図工。
これだ。これだ。この気分を忘れてた。
こんな気分を忘れないように今日から、たびあるごとに「図工気分」を記していこう sa
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by kosajiya | 2006-02-02 12:43 | *いまここ